我が家の猫もノックアウトの加齢臭

父は若い時から油性のせいか、体臭がとてもきつかったのです。
母も窓を締め切った状態で同じ部屋にいると、なんだか息苦しいと言っていました。
そんなこともあって、普段から体臭に気を使って、デオドラント効果のあるディフューザーやシャンプー、コロンと母が用意していました。

もっときちんとお風呂に入ってしっかりと洗った方がいいのではと、母からアドバイスをするのですが、父はいっこうにかまわない様子です。
外出先で迷惑をかけるといけないからと何度もお願いしても同じでした。

だんだん年を重ねていくと臭いもかなりきつくなり、部屋の前を通るだけでいやな臭いが漂ってきます。
父は自分の部屋に入る時どんな思いで入っているのか、不思議で仕方ないのです。
自分の臭いに感じない割には、他の部屋へ行くと、臭いのことを指摘するのです。
そのあたりの嗅覚がどうにかなっているのかもしれませんね。
どうかんがえて、加齢臭です。

ある時こんなことがありました。
我が家には猫がいるのですが、父の部屋の前に立ち止まって何をしているのかと思えば、鼻をピクピク動かしているのです。
入ろうとして思わず臭いにやられてしまったのか、さすがに猫の鼻にもきつかったと思えます。
その後、猫は引き返しました。結局父の部屋には入らずに、リビングでくつろぎ始めました。この光景には笑ってしまいました。

タオルや靴下、下着を脱いだ時の臭いも母は辟易して、洗濯物まで別に洗うようになりました。
父からすれば何をやってるのだという気持ちでしょうが、この臭いだけはどうにも遮断することはできないようですね。